第1429回 いきり立ったが吉日・2008 〜復活〜(二日目) by ECE
2008年5月

人間不合格

あまりにも早くに目を覚ました。まだ6時半くらいだったと思う。2人でベッドから出ると、身支度をして朝食を食べに行くことにした。小生は朝食付きだったが、彼女の分も小生が350バーツ払って、朝食をすました。まるで新婚旅行に来ているような思いだった。

彼女をホテルのエントランスまで送って4000バーツとタクシー代100バーツをつけて別れた。 さて、ここからだ。毎年のようにタイに来て暇になるのは。はっきり言っておくが、有名な寺院など興味はない。チコがいれば、必ずプールに行っていた。アンバサダーにもプールはあるし、ナナプラザがオープンするまで、まだまだ時間だけはある。よし、プールでも覗いてみよう。

天気のいい日だった。日差しがジリジリと肌を突き刺す。日頃の運動不足にと軽く泳いでみる。とてもアル中患者とは思えないほど、健康的だ。もうひと泳ぎしてみたところに日本人と思わしき女性が2人現れる。「旅の恥はかき捨て」。ダメもとで声をかけてみる。だんだん「いきり立った」っぽくなってきたぞ。と、思い込んだら肩すかし。なんとコリアンだった。全く会話にならずにプールを退散。

そういえば、チコの置手紙に暇があれば電話すること、と書かれていた番号に電話をした。電話の主は2年前にお会いしたタイ在住の日本人あわゆきさんだ。あわゆきさんに昼間はアリバイ、夜にはG−SPOTにいるので、暇があったらきてくださいと伝えた。

続いてナナスクエアにある古式按摩で身体を揉み解す。思えば、バンコクまで遠い道のりだった。疲れを癒し、自分のアル中を咎めるために、酒を煽るしかないな。 まだ2時頃であったが、G−SPOTの次に小生がホームグランドとしているアリバイに潜入。アリバイ成功。約2年振りだが、見覚えのある顔もあるぞ。そこでティンカーベルの登場よ。小生がやってきた合図に思いっきり鳴らしてやったよ。

まるでピンポン球を投げられた女の子達のように、一瞬店が騒然となった。例の如く、ウエイトレス達が小生の前に一列に並び、「チョークディーカー」と挨拶していく。よく見た光景だ。 それから小生はジャックソーダを飲みながら、テレビをESPNに変えろというと、リモコン1つですぐに変えてくれた。全くこの街では金さえ使えば何だってできるんだから。

このアリバイも見覚えのある顔もあれば、新顔もチラチラ見える。小生が特別気に入ったのがビーだ。鼻ピアスを入れ、鼻っ柱が強そうでツンツンしている。この程度の酒ならまだいけるだろう。小生はビーをペイバーして3階の連れ込み宿に連れ込んだ。そして、犯すように洋服を剥ぎ取ると、愛撫もソコソコにすぐにビーの中に滑り込ませた。

電気を消して、タオルでお腹周りを隠しても妊娠線は確認できる。プヨプヨした腰をしっかりと掴み、一生懸命腰を振ると、貯めに貯めていたモノをアッという間に吐き出した。さらに凄かったのは小生が2回戦をしたことだ。手コキが好きな小生は、それをオーダーすると僅か15分後には2発目を発射していた。小生、日本でも自宅にデリヘルを呼んだって1発も発射できないのにさ、よっぽどビーとは相性がいいだな。

2人でアリバイに戻ると冷やかされたよ。「早すぎるって」ね。そこでビーが2発も発射したことを告げるとみんなで大爆笑さ。照れ隠しに再びティンカーベルを鳴らしてやったよ。 そうこうしているうちに時計は夜の7時を指している。よし、G-SPOTだ!!いざ本丸。

小生が入店した時はまだ準備中だった。そこで小生は「Are you ready?」と叫ぶと、昨夜のウエイトレス達が「Oh ! year!」まるで、小生が店長になったかのように「さぁ時間だ!店を開けるよ〜!!」を合図にDJが曲をかけ始めた。それに合わせて踊るゴーゴーギャル。ピンポン球を持ってくるウエイトレス達。もちろん撒き散らしてやったよ。

そしたらさ、このウエイトレス達もう小生から離れないのよ。みんな群がっちゃってさ。せっかく新規でお客さんが来ても、誰も席に案内しないんだからさ。いいよ。いいよ。他の客の事なんて無視しな。小生が一人で一晩でこの店の売り上げくらい使ってやるんだから。ブロンディの「Oneway or another」が鳴り響く店内で、小生のジャックソーダと女の子のコーラとママのドリンクとピンポン球が飛び交う店内で大騒ぎさ。

小生がピンポン球を撒き散らしながら店を一周していると、アレ! あわゆきさんが座っているではないか。あわゆきさん、来てたなら声かけてよ。あわゆきさん曰く「異様な熱気でとても声をかけられる雰囲気ではなかった」そうだ。あわゆきさんを自分のテーブルに呼んで、何十回目かのピンポン球を買った。

あわゆきさんも投げなよと促すと、店内一杯に撒き散らし、再び地獄絵図だ。ひゃー愉快、愉快。よきにはからえ。えっ、コーラ飲みたいの? 飲みな。飲みな。そんなことを2、3時間くらいやってたかな。あわゆきさんがオカマの巣窟オブセッションにも行ってみたいなんて言うから、チェックしたらさ、一体いくら使ったと思う? 35万バーツだよ。35万。日本円に換算して100万円超えてるよ。

ちなみにピンポン球はキャッシュで買ってたから、35万バーツには含まれてないのよ。純粋にドリンク代だけで35万バーツだよ。日本だったら、ピンク色したドンペリ空けられるよ。そういえば確か、一昨年この店で1万バーツ使った時、あなたはG−SPOTで使った金額の最高記録だと言っていた気がする。

あの時の35倍か。これで『深夜特急』はなくなったな。財布も随分薄くなってしまった。まぁ、いいか。小生もアノ店の共同経営者みたいなもんだからな。  するとね、一人のウエイトレスがアナタは日本で何をやってるんだって聞くから、小生は「日本のスーパースターだ」と嘘をつくと、また女の子達が群がり、小生にサインをねだってきた。

それに応えるようにサインをしてあげると、ママがお店に張っておくと言っていた。誰かG−SPOTで小生のサインを見つけたら、こそーりと教えてあげてください。ECEは日本のサラリーマンだと……。

あわゆきさんと2人で軽くオブセッションを冷やかしたあと、あわゆきさんを連れてホテルへと戻った。もう二人ともベロベロだったのだ。友達だろうが何だろうが、ここでもジョイナーフィー1000バーツとられたよ。

部屋に入ってツインのベッドに横たわるあわゆきさん。小生もそのベッドに滑り込み、半ば強引に彼女の身体をまさぐった。ところまでは良かったのだが、飲み過ぎでED。

結局そのまま2人で寝ることにした。ツインベッドの片方だけを使ってね。


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