第1433回 スクンビットの憂鬱3 by 金糸蝶
2008年5月

■スクンビットの憂鬱

轟音渦巻く喧騒の中、交互に点滅するスポットライトを眺め、リズムをとるGOGOガール達を眺め、音楽に注意を傾けながら、ウエイトレス、客層、店の構成を確認した。やはりここが一番盛り上がっている。もしかしたら、ここが最高レベルかもしれない。ハイネケンをオーダーして、改めて席に座る日本人のベテランを見ると、私もあと20年はいけると考える。数年後にまた来ることができたらもっとリッチに豪遊したい。

ステージの隣で順番を待つ女性達と目があうと、その中からスリムな女性が射程距離にじりじりと入ってきた。彼女は近くにいた女性と会話を交わした後、あえて私の隣で背面の鏡に向かって口紅を入念にひき始めた。そして、さりげなく私に触れた後、断りなく私の太ももの上に小さなお尻を乗せる。そして、鼻先がぶつかるくらいの至近距離で見つめあいお互いが顔を確認した。「君かわいいね」と私が目を細めれば、「ありがとう、あなた素敵だわ」と彼女は体を寄せて私の股間を触り始める。今日は彼女でOKか?と自問するが、同時に彼女の向こう側にも違うタイプのかわいい女性をみつけてしまう。

「たとえ、今このチャンスを逃してしまったとしても、後悔することはないよ。すぐ隣にも、またその向こうにも同じようにチャンスが転がっているのだから。もし、君が求めているものが女性美でありセックスであるのなら、この街はいくらでもチャンスを提供してくれる」と誰かが私に語りかける。

「この街は擬似恋愛を体験できる可能性が高いんだ。それは彼女達の義務ではなくて、あくまで自発的なものだけどね。お互いの思惑が一致したなら幸せになれる。でも、相手の嘘が見えても詮索は、深追いはいけない、あくまでゲームであって恋愛ではないのだから。

同時に、彼女達はいかに回転率を上げることができるか?という課題にも直面しているのだから、嘘は仕方がないことなんだ。そして時は流れている、女性はいつまでも綺麗ではない。擬似恋愛が熱くなってきたら、一度リセットを掛けて客観的に考えるんだ。自分が何処に立っているべきかをね」

R4で華やかな多くの女性を目の当たりにすると、チェンマイでの頑張りは時間の無駄だったと痛感させられる。ここにいるだけで、欲望は全てが叶ってしまうのだから。一年も経たないうちにレインボーのレベルにも変化が見て取れる。人気あるR2のレベルは低下し、今やR4が一番の大賑わい。

R1もR4に抜かれてしまった感が否めない。私の太ももに尻を乗せた合格ラインの女性が、股間をさすりながら「私スケベなの。あなたとセックスしたいわ」と体中からフェロモンを分泌しながら妖艶な眼で私を見つめる。でも私は「あなたは最高にかわいいが、先約があるんだ」と嘘をつき、股間を膨らませながら店を出た。

R1の入り口で私にそっと指を差し出す女性がいた。よくある仕草に私も指を差し出した。そして、私に向かって、久しぶり、と女性が声を掛ける。日本語の向こうには、ここにはいないはずのオンちゃんがいた。髪が伸びて巻き髪になり、付けまつ毛をつけてより派手な格好になっていた。あれから半年以上、今はいないはずの彼女に、来るはずのない私。そんな昔の嘘も再会の喜びの前では全てを忘れてしまう。どうしてだろう、数日見てきたどんなGOGOガールよりも魅力的だ。

「やっぱり、オンちゃんが一番かわいいね」と久しぶりに彼女を見つめた。 彼女は私の唇にくちづけをした。

「数日前に来たときはあなたがいなかった。今日チェンマイから帰ってきたんだ」と私は言った。

「今日、ピッサヌロークから帰ってきた。バイヨーク。風邪を貰った。スケベ」とオンちゃんは私の首を絞めながら思い出すように言った。

「バイヨーク?」と彼女が聞いてくる。

「スイス・パーク、ソイ11だよ」と私が答えると、オンちゃんは私を先導してホテルへ歩いてゆく。 そして、数ヶ月ぶりにあの濃厚なセックスがよみがえる。でも、なぜか彼女は以前のように心が入っていない。私もどこか冷めている。数ヶ月の空白が作り出した利害関係のズレがそこにはあった。悲しいことではあるが、このとき私はこのゲームから降りることを決めた。

「あんなに燃え上がったセックスも、再会に感動したことも、ここでは執着せずにリセットをかけることができるだろう?それを可能にしているのが、ものすごい数の『擬似恋愛プレイヤー』の存在で、それが特定個人への執着心を軽減させるんだ。恋愛を忘れるためにまた恋愛をする、この街ではこうやって擬似恋愛が生まれては消えてゆくんだ。

ところで、この数多くの美人達の顔は本物なのだろうか?という疑問もあるね。‘90年代以前のバンコク娼婦の容姿とは明らかに違うとの証言と、オブセッションで見た彼等の完成度を見せ付けられると、その整形手法を男だけに適用している可能性は極めて低いと考えざるを得ないだろうね。君は作り上げられた人工美に満足しているのかい?」と誰かが語りかける。

そうなのかもしれない。美人と交わったとき、器量の悪い女のような奇妙な感覚を覚えることが時としてある。美人が成長するに従い持つようになる「気品」のようなものが欠落しているとでも言えばよいのだろうか?しかし、いずれにしても、私はこの整形論についてはあまり重要視していない。その時の見た目と、マインドがよければ良いではないか。整形でもそうでなくとも綺麗な時間は驚くほど短いのだから。

オンちゃんと再会した翌日、彼女とその友達と私の3人でSoi11のスパイシーというディスコへ行った。そこで地元のバンドが演奏する曲を聴きながら最前列で踊った。女性のボーカルが散々我々に向かって手を上げてリズムをとった。我々も呼応するかのように、股間を尻に押し付けエロチックなダンスで答える。

しかし、よく見るとこのバンド、素人に毛が生えた程度で煩いだけのお粗末なものだ。私はマンネリ化した行動の自分に失望しながら、酔っ払った二人にチップを渡してセックスレスでその場を離れた。そう、私はオンちゃんとのゲームからはもう降りているのだ。

時間は1時を回っている。こんな時間に、せっかく再会した彼女と一夜を共にしない自分に「後悔する必要はないよ。隣にも同じようにチャンスが転がってるんだから」と誰かが語りかけた。さあ、これから新しい恋愛を探しに行かなければ。テーメにいた残飯が店の前に屯しているはず。私は屋台で食事したり、立って獲物を狙うストガ達を一人一人確認しながらスクンビット通りを歩いて行った。「ニホンジンデスカ?」「コンバンワ」と何度も声がかかる。きっと彼女達の間では日本人が大流行だ。

しかし残り物は所詮残り物だ。方針を転換してタクシーでNANAへ向かった。時間は1時半、ナナホテルの前に立ってナナプラザの電気が消えてゆくのを眺めながら感慨に耽った。なぜにまたここに来てしまったのだろう?答えは簡単だ。ここ数ヶ月間私がやりたいことはここにくることだけだった。もう一度だけ、あの熱狂を体験したいと強く望んでいた。それほどの魅力がこの街にはある。私はNANA HOTEL の看板の前に娼婦達と共に暫く佇んでいた。

ビアバーで酒を飲む白人達、タクシーに乗り込む擬似恋愛中のカップル、ロリータ姿の呼び込み、「ニホンジンデスカ?」と声を掛ける娼婦、座り込む物乞い、私はこのナナプラザの雰囲気を感じてみたかったのだ。何人もの娼婦が「ニホンジンデスカ?」と私に語りかけては去ってゆく。そして、何人目かわからない娼婦が、何回目かわからない「ニホンジンデスカ?」を私に投げかけたとき、ある娼婦にこれまでと何かが違うと感じた。

私は彼女を回転させながら足の太さやウエストのクビレ、そして私にとって一番大事な尻の形を確認した。間違いなく上物だ。彼女は「2H、1500B」と控えめだが、笑顔でねっとりと絡んできてやる気も十分だ。スタイルがよいがGOGOガールではないのか?と聞くと違うと答える。彼女の名前はピム、両親が日本で働いていたので日本好きで、日本人を狙っているのだという。

「韓国人や中国人もOKかい?」と私は聞いた。

「韓国人はケチで嘘つきだから嫌いだ」と彼女は即答した。

「グレースあたりは、インド系も多いね」

「臭いがキツくて、ケチだから嫌い」

「なぜ、日本人?」

「優しい。マインドが好き」

「スイス・パーク、ソイ11だよ」と言うと、彼女は先導して歩き出す。

私がシャワーを浴びて出てくると、彼女もシャワーを浴びるため全裸になった。形が崩れない大きな胸、細い足、小さい尻、どれをとっても体は最高レベル、容姿端麗であった。GOGOで踊っても間違いなくトップレベルの体だ。唯一、顔だけが好みの顔でないが、きれいな顔で女性としての完成度は高い。そして、シャワールームへ入っていってドアを開けたままシャワーを浴びた。

日本ビイキの彼女は私が日本人であることに満足している。尻の形状フェチの私も大いに満足している。思惑が一致した上での初対面、初セックスは燃えるものだ。おまけに彼女の愛撫が私の性感帯をピンポイントで刺激した。ごく稀にではあるが、セックスの相性がよい女性というものが世の中には存在するのだ。完璧な体に完璧な愛撫、私は愛撫された瞬間から明日以降のことを考えていた。そして、タブーな質問から切り出した。

「ピム、あなたは本当に女なのか?」とジョークとも思えるようなジャスチャーを交えて言った。 彼女は笑いながら「女」と言った。

「あまりにも上手すぎる。仕事は?」

「仕事ない。毎日休み。ナナへ行くだけ」

「明日は何時に来るんだい?明日もあなたに会いたいんだ」

「明日、この部屋に来る」と彼女は答えた。

しかし、もろもろの事情によりNANAホテル前で0時に会う約束をした。

翌日、ワンピース姿で現れた彼女は、NANAホテル前で私を見つけ腕を掴んだ。私はいつも、相手に先に見つけられてしまう。時間は0時半。この日彼女はホテルに泊まっていった。昨日と同じように彼女はドアを閉めずにシャワーを浴びた。バッグはテレビの横に置き去りで。

私はPCを持ち出して彼女に海外の写真を見せた。彼女はあれこれ質問しながら熱心に見いっていた。私がアユタヤで偶然泊まったホテルの写真を見て、彼女も泊まったことがあると喜んだ。彼女はカンボジア(プノンペン、シェムリアップ)に行った経験を話してくれた。プノンペンの子供の物乞いが印象深く可愛そうなのだと話した。私は心の中で、この仕事をしているあなたも十分可愛そうなんだ、と思ったが、金持ちからみたら私も可愛そうなのかもしれない、とも考え言うのをやめた。

我々は値段と時間の交渉をしないで楽しい時間を過ごした。彼女は両親が横浜や大阪で働いていたことを自発的に積極的に話し始める。こうやって擬似恋愛は生まれてゆく。ことが終わると、彼女は裸でシーツに潜り込み小さな寝息を立て始めた。残された時間は明日の夜のみ。私は最高の体を2日連続で堪能できたことに感動していた。バンコクの懐の深さを見せ付けられた。ピムとはこれが最後かもしれない。私は約束をしないで彼女とスクンビット通りで別れた。

次の日の夜、オンちゃんとその友達と私の4人でハリウッドアワードへ向かった。3人をペイバーすると、わらわらとペイバー要求者が増えてきたが、その向こう側に前回オンちゃんとハリウッドへ行ったジャーちゃんを見つけた。最後の夜にビールを奢った女性もいた。よく観察すると、R1はそれほどGOGOガールが入れ替わっていない。しかし、今は仲が良くない可能性もあり、あえて口には出さなかった。ふと、ホストやホステスのドロドロした人間関係を思い出すと、この仕事でも友達との信頼関係を維持していくのは困難に思えた。

禁煙ディスコは遅い時間であるせいか物凄くヒートアップしていた。我々もその中で踊り続けた。女性ダンサー達を見るとスタイルはよいが、レインボーの方が、圧倒的に質が高い。でも、これがタイ女性の本来の姿(顔)なのだろう。ロシア人達のダンスを見たときのような感動は全くない。ステージの両側にある大型テレビではCLのバルセロナvsマンUの試合が中継されていた。

ここではボーカルがステージの先端に歩いてきて客席から出てくる酒を一気に飲み干す、という無意味なパフォーマンスが流行っている。そして、ボーカルだけが歌いながらタバコを吸っている。これにはタイ国民からブーイングが起こった。しかし私にはタイ人の価値観が分からない。何が守らなければならない法律で、何を守らなくてもよいのかがわからない。でも、統一された基準が、普遍性が、間違いなく彼等の中に存在するのだ。

散々踊り、酒を飲み、時計を見ると時間は1時を回っていた。私は前日同様にセックスレスで3人に安いチップを渡した。きっと、もう二度とオンちゃんとは会うことはないだろう。私は彼女の顔を目に焼き付けた。最後に見た彼女には残念ながら魅力を感じなくなっていた。それは彼女側からも同じことだろう。執着してはいけない、執着する必要がないように、この街にはより良い相手がたくさん存在するのだ。

私はスイスパークへとタクシーを走らせた。そして少し考えてからナナホテルへと行き先を変えた。私は最後の夜もナナプラザを見てみたくなった。着いたのが一時半、もう、ピムも今夜の相手を見つけたことだろう。

私はナナプラザの熱狂を思った。この求心力はなんだろう?どうしてかわいい女性や、好みの女性までもが、セックスやペイバーを激しく求めてくるのだろう?どうしてLBも求めてくるのだろう?どうして「ミセテ」と言って美味しそうにくわえるのだろう?どうして、明かりも消さないで堂々と性器を見せるのだろう。どうしてだろう?2回目だから間違いない。ここではこれが常識なんだ。彼女達はセックスをしなければ生きていけない私と同類の生き物なんだ。この街では、彼女達があらゆるタイプの男性と日夜セックスをしているように、我々もあらゆる女性とセックスできる可能性があるのだ。

「ニホンジンデスカ?」「コンバンワ」とストガに声を掛けられながら、ナナホテルの前からナナプラザを見渡した。本当に今夜が最後かもしれないと考えると悲しさが込み上げてきた。このナナプラザを思うと、MPもマッサージも、同業のパッポン、タニヤ、ソイカまでもが陳腐なものに思えてしまう(私にとって)。

私はナナプラザに、スクンビットに何を観ていたのだろう?きれいな女性とのセックス、安くできるセックス、何回も出来るセックス、いや、やはり出会いなのだろう。きれいな女性と出会い擬似恋愛へと発展してゆくそのプロセスに、恋愛ゲームに醍醐味を感じていたのだろう。

やがて擬似恋愛に陰りがみえるとリセットがかかり、そしてまた新たな出会いを求めて動き出す。多数の『擬似恋愛プレイヤー』の存在が可能にしたインスタント恋愛を堪能する。これがバンコクの醍醐味なのだろう。感慨に耽りながら、私はただただ、ナナプラザの前に佇んでいた。

どれくらい時間が経っただろうか?後ろから私の肩を叩く女性がいた。振り向くとそこにはピムが笑顔で立っていた。この人ごみの中で、約束もしていない、いるかどうかも分からない私をよく見つけたものだと驚いた。時計を見ると2時を回っていた。また会えるとは思っていなかった。私は彼女に対して断る科白を持ち合わせていなかった。「今日で最後なんだ。会えるとは思わなかった。嬉しいよ」とハグをしてから、彼女の背中を押してスイスパークへ向かって歩き出した。

彼女は携帯番号を紙に記して、日本に帰ったら必ず電話するようにと言った。そして、指差し会話帳を駆使して、結婚したい、愛人でもいい、あなたとの子供が欲しい、日本で働きたい、と私を見ながら考えられるだけの言葉を並べ続けた。きっと彼女は勝負に出たのだ。擬似恋愛を一緒に降りようということなのだ。選択肢は、二人一緒に降りるか、一人で降りるか、のどちらかだ。要求に答えられない自分に心が痛む。答えは最初から決まっているが、やはり心が痛む。

彼女はいつも通りドアを閉めずにシャワーを浴びた。そしてこの夜、彼女と交わると生理が始まった。LBではないか?なんて質問した自分が滑稽だ。最後に彼女は、「必ずまた会いましょう」と笑顔で手を振りながら部屋を出た。私も「また会いましょう」と手を振った。勝負に出た彼女はどの程度真剣だったのか推し量る術はない。

「一度燃え上がってしまったならばリセットをかけるべきだよ。今回も選択肢はたくさんあっただろう?オンちゃんとの関係をリセットしても、ピムに出会ったじゃないか、あのテーメで見つけたメイだって、R2のナーだって、タニヤのエーだって、君が動いたならば擬似恋愛に発展した可能性もあっただろう?

この街では、誰を選んでもまた擬似恋愛できるように出来ているのだから、リセットをかけるんだ。リセットをかけずにこの場を離れることは君が思うよりずっとリスキーなことなんだ」と誰かが私に話しかける。

私はこんなスクンビットが大好きだ。でも、もしここで生まれて生活したならば、違う側面からしかみることが出来ないだろう。きっと荒廃した殺伐とした貧困生活の中で、外国人を羨望のまなざしで見ているに違いない。そして絶望感の中、先進国で富を得たいと考えるだろう。外国人達の擬似恋愛模様なんて全くの他人事だろう。

突き詰めれば私の体験したスクンビットは、現地の人々の生活の中の表層の一部であり楽園は虚構に過ぎない。楽園は現地の人達が感じているものではなく、私が(或いは我々が)感じているものだ。それは我々がエントリーしてはじめて成り立つ精神的充足に過ぎない。

華やかで煌びやかなナナプラザ。しかし彼女達にとってのナナプラザは、来る日も来る日も、ダンス、ペイバー要求、セックス、という厳しい現実だ。テーメも娼婦もタニヤもソイカも程度は違うがエッセンスは全部同じだ。彼女達がこの現実に観ているものは楽園ではなく、極論すれば相反する事象なのかもしれない。

しかし問題なのは、彼女達はそれでもここにいるという事実である。我々は彼女達がここにいるという事実を忘れてはならない。そして、その事実がある限り、彼女達が楽園を感じることができなくとも、行き場のないエネルギーを無駄にしないためにもそれを謳歌し堪能すべきなのだ。

そしてその行為は、彼女達から見れば人それぞれどんなやり方であっても間違いではなく、少なくともこれまでは間違いでなかったはずなのだ。

我々に「ニホンジンデスカ?」と問いかける、そうであってほしいと願う彼女達の言葉の中には、そういう意味も投影されていると思うのだ。


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